SEO基本

SEO対策をするにあたって知っておきたいこと|Google検索のしくみ&Googleの使命

SEO対策はGoogleの検索エンジンに対して行う。

これがSEO対策の基本になります。

ただ、Googleがどのようなしくみで検索を行っているかがわからないと、この対策も行うことができません。

まずは『Google検索のしくみ』について知り、Googleがどのようなことに重点をおいて情報検索を行っているのか学んでいきましょう。

Google検索のしくみ

Googleで検索を行うと、その検索する文字列に対して求めている情報が何百万、何千万件も見つかります。

ためしに、検索窓に「グーグル」という文字列を入力し検索すると、約5,000万件の情報が表示されます。

約5,000万件の情報が表示されるということは、その約5,000万件の情報はGoogleによって1番から約5,000万番まで並べられているということになります。

ただ、この多くのコンテンツの並び替えは、検索されたその瞬間にされているものではありません。

検索窓にキーワードを入力して、画面にその結果が表示されるまで1秒かかりません。

もしも、その瞬間に並び替えを行うなら大変な情報処理速度になってしまいます。

Googleでは、様々な人のあらゆる検索に対しても対応できるように、検索キーワードが入力される前からある程度準備をしています。

では、実際にどのような準備をしているのでしょうか?

Googleでは、ユーザーの検索するキーワードにスムーズに対応するために、3つの準備を行っています。

  1. クロールとインデックスの登録
  2. 検索アルゴリズムによる順位付け
  3. 検索結果をわかりやすい形式で提供

① クロールとインデックスの登録

ウェブ上では様々なユーザーが常に新しいサイトを作り、記事を書き、公開することを繰り返しているため、絶えず書籍が増え続けている図書館のような状態です。

そのため、Googleでは”ウェブクローラー”と呼ばれるソフトウェアを使用して、常に新しく公開されるウェブページを探しています。

そして、ユーザーがウェブ上でコンテンツを閲覧しているのと同じように、ウェブページのリンクをたどり、その情報をGoogleのサーバーに蓄積しています。

蓄積された情報はGoogleの検索インデックスに登録され、クローラーがたどったウェブページに含まれる全ての”語”がインデックスに追加されることになります。

クロールするサイトやその頻度、各サイトから取得するページ数はコンピュータプログラムによって決定されますが、クローラーが重点的に確認する部分は以下のものになります。

クローラーが重点的に確認する部分
  • 新しいサイトの情報
  • 既存のサイトの変更点
  • 無効なリンク

「ウェブクローラー」は常に新しく公開されるウェブページを探しています。

② 検索アルゴリズムによる順位付け

グーグルのランキングシステムは「検索アルゴリズム」によって行われています。

この検索アルゴリズムによって、ユーザーが探している情報に最も関連性の高い有用な結果を表示することができます。

このアルゴリズムは1つではなく一連のアルゴリズムで構成され、様々な要因を検討します。

検索結果を決める主な要因
  • 検索意図を把握する
  • ウェブページの関連性
  • コンテンツの品質
  • ユーザビリティ
  • 文脈の考慮

検索アルゴリズムの要因は200以上あり更新され続けています。

③ 検索結果をわかりやすい形式で提供

Googleではユーザーが求めている情報に対して、最も関連性の高い回答を最適な形式でより早く提供するように改善を重ねています。

ユーザーが検索した”文字列”に対してだけの検索結果だけでは不十分な情報が多く、いかに関連性のある情報を提供できるかが重要になります。

例えば、「天気」について検索した場合には、気象関連のサイトのリンクだけではなく、天気予報も検索結果のページに表示してあると便利です。

また、「ケーキ」について検索した場合には、ケーキについてのサイトのリンクだけではなく、近くのケーキ屋さんの情報やそのルートなども表示されると便利です。

Googleでは、常に変わり続けるウェブに対応して検索の仕組みを進化させています。

「天気」を検索した場合は関連する「天気予報」も検索結果に表示。「ケーキ」を検索した場合は関連する「近くのケーキ屋さん」も検索結果に表示。

Googleの使命

「検索の仕組み」を絶えず進化させているGoogleですが、そこには基本となる使命があります。

Googleは1998年にサービスを開始して以来、その検索機能を今まで大きく進歩させてきました。

その進歩の中では、『世界中の情報を整理し世界中の人々がアクセスして使えるようにすること』、このことを使命として掲げています。

そして、Googleはその使命に基づき「情報の検索」に対して3つの方針を定めています。

  1. ユーザーを最優先する
  2. ウェブサイトの所有者をサポートする
  3. 情報アクセスの機会を最大限確保する

この3つの方針がGoogleの”検索の仕組み”を作る基本になっています。

① ユーザーを最優先する

「ユーザーを最優先する」

つまり「ユーザーファースト」ということです。

Googleはいつでも、Googleを利用しているユーザーを一番に考えています。

そして、ユーザーの求める情報に対して、有益で関連性の高いものを提供することを目指しているため、報酬を受け取り検索結果を変化させることなどを行うことはありません。

検索順位はお金では操作できないということです。

また、検索はナレッジグラフを導入することによって、”文字列”のみで検索するのではなく、”その文字に関連したコンテンツ”も検索結果に表示されるように作ってあります。

これは、検索結果にある文字列が含まれたものだけを表示するのではなく、その文字に関連するもの(例、有名人・都市・スポーツチーム・建物・特産物・映画など)を表示するものです。

② ウェブサイトの所有者をサポートする

Googleでは、Googleを利用するユーザーだけでなく、Googleの検索において表示されるウェブサイトの所有者が有益になるようにもサポートを行っています。

つまり、有益な情報が検索ユーザーに表示されるように、その有益な情報を作成する所有者のサポートも行っているということです。

また、Googleを利用するユーザーには、Googleのシステムを操作して質の低い不正なコンテンツを宣伝しようとする悪質なユーザーやスパマーも存在するため、そのような悪質なユーザーやスパマーからは、検索の仕組みを守ることも行っています。

それによって、検索結果の掲載順位を正確に管理し、良質なコンテンツのみが検索において上位に表示されるようにしています。

③ 情報アクセスの機会を最大限確保する

Googleはウェブ上に公開された情報に対して誰でも自由にアクセスできるべきだと考えています。

そのため、検索結果にはウェブ上に公開されているコンテンツや意見がそのまま反映されるようになっています。

ただ、そのまま何もかもを反映してしまうと、低品質なコンテンツや関連性の低いコンテンツも一緒に表示されてしまう可能性があります。

そのため、そのようなコンテンツについては表示されないようになっています。

また、ポリシー違反に関するもの(以下リスト参照)に対しては検索エンジンからコンテンツを削除することも行っています。

ポリシー違反
  • 子どもの性的虐待に関する画像
  • 気密性の高い個人情報
  • 有効な法的リクエスト
  • ウェブスパムや不正なソフトウェア
  • ウェブマスターのリクエスト
  • 不適切なコンテンツ
  • 露骨な表現を含むコンテンツ

Google検索のしくみ&Googleの使命|まとめ

Googleは、多くのユーザーが求めている情報を最適に提供するために、「ユーザーファースト」の考え方を基本に日々進化を続けています。

SEO対策はGoogleの検索エンジン、つまりは検索アルゴリズムに対して行っていきますが、その検索アルゴリズムはこの「ユーザーファースト」の考え方に基づき構築されているものです。

そのため、SEO対策を考えてサイトやコンテンツを作成するときには、「ユーザーファースト」の考え方で作成することが大きなSEO対策になるということになります。

SEO対策にもいろいろなテクニックがありますが、まずは情報を求めるユーザーに対して良質なコンテンツを作ることが大切になります。

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